入れ歯・義歯

自費診療による入れ歯は、保険診療では得られなかった爽快なフィット感や強い粗しゃくなどを手に入れるための治療といえます。また、時間をかけて作ることができるので、患者さまにぴったり合う入れ歯を作れるほか、耐久性の高さも特徴のひとつになっています。
ブリッジの場合は残っている歯を支台にするので負担がかかりますが、自費診療の入れ歯であれば健康な歯に負担がかかりません。また、基礎疾患の状態によってはすぐに治療できないインプラントと異なり、入れ歯は外科的な治療を必要としないため、そうした影響なく治療できます。入れ歯の自費診療にはさまざまなものがあり、中には金属を使用しない入れ歯もあるので、金属アレルギーをおもちの方も安心して使用できます。

一般的な部分入れ歯は、金属のバネ（クラスプ）を天然歯に引っ掛けることで固定するものです。しかし、金属のバネが目立つので入れ歯と気付かれやすく、さらには固定源となる歯への負担もかかるなどデメリットがあります。
ノンクラスプデンチャーは、その名のとおり金属製バネのクラスプを使わず、歯肉の一部として溶け込む弾力性のある樹脂で固定します。見た目が自然なのでほかの人から見たときに入れ歯を使っていると気付かれにくく、天然歯への負担が軽減します。さらに、従来の部分入れ歯よりも厚みが少なく、お口の中でもしっかりフィットして違和感がありません。金属アレルギーをおもちの方も安心して装着できます。入れ歯のにおいが気になるという方のニーズにもこたえられるなど、メリットの多い治療方法です。

インプラントオーバーデンチャーはインプラントを利用した総入れ歯で、従来の総入れ歯よりしっかり固定できるのが特徴です。
総入れ歯にする顎の骨に、2～6本のインプラントを手術で埋め込みます。そして、インプラントに装着したアバットメントを入れ歯の底に差し込みます。これにより、インプラントを固定源とした総入れ歯となります。入れ歯がインプラントで固定されるのでしっかり噛めるほか、患者さま自身で取り外してのお手入れが可能。一本一本インプラントにするより本数が少ないので、料金を抑えられます。
通常の入れ歯を使っていて、すぐに外れてしまう、安定せずしっかり噛めない、しゃべりにくい、などのお悩みを解消できる義歯です。

保険診療の入れ歯をつけていて「しっかり噛めない」「劣化してきた」「ほかの人に入れ歯だとすぐにわかってしまう」などのお悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。こうしたデメリットを解消できるのが、自費診療の入れ歯です。
従来の入れ歯と異なり、シリコンを土台とした自費診療の入れ歯は薄く作ることができ、患者さまのお口にしっかりフィットします。また、冷温を感じやすくなるので食事が美味しく感じられ、しっかり噛めるようになります。歯に金属のクラスプをかけなくて済むようにもなり、見た目も改善。口元に自信が生まれて表情が明るくなります。さらに、優れた耐久性により破損や変形といった劣化にも強くなります。
「入れ歯を考えているけれど、強く噛めるか心配だ」という方には、自費診療の特徴や料金についてご説明いたしますので、カウンセリングにお越しください。